元気塾: 中小企業経営者と自らの自己研鑽を目的に元気塾を開設し、元気印の企業が増えることを願って活動しています。元気塾主宰 疋田文明

疋田文明
中小企業経営者と自らの自己研鑽を目的に元気印の企業が増えることを願って活動しています。
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元気塾
経営の現場は『知恵の宝庫』
疋田文明が注目する元気印企業を事例に
勝ち残る企業像、あるべき経営者像を
経営者のみなさまと共に探求します。
元気塾
実戦経営塾
講演について
更新履歴
6/28 7月28日・29日に第六回「中堅リーダー育成」講座を開催いたします
4/5 研修会へのお誘いを掲載いたしました。
- 『元気塾』に常設の研修室を設置しました
 

経営を担う人たちのための『実践経営塾』

主宰 疋田文明

目的

 一代で素晴らしい企業を作り上げた経営者は数多くいます。しかし、そうした企業の多くが、経営者が交代した後、数年を経ずして衰退してしまうケースもこれまた多いのです。なぜ盤石と思われた企業があっけなく崩れ去ってしまうのでしょうか。原因は、ひとえに後継経営者にあるといえます。世襲、抜擢を問わず、仕事のできる人間を後継者に指名したとしても企業は安泰ではありません。なぜなら、経営者に求められる能力は、「仕事力」だけではないからです。有能なビジネスマンが優良な経営者になれるとは限らないのです。では、優良な経営者になるために身に付けておかないといけない能力とはどのようなものなのでしょうか―――この実践経営塾は、経営者に求められる実践的な経営力を育成することを目的としています。

特徴

 私が、経営の世界をフィールドワークして30年近くになります。この間数多くの優良な経営者から直接話を聞く機会を得ましたが、そこで痛感したのは、「経営の現場は知恵の宝庫」ということです。ただ、そうした知恵は、個々人に暗黙知として蓄積されていたにすぎません。これまでの私の仕事は、創業型の経営者の持つ暗黙知を文章化し形式知化することだったといえます。
 しかし、個々の経営者が実践を通じて得た経営の知恵だけでは、普遍性があるとはいえません。なぜなら、ひとりの経営者の体験には限界があるからです。幸いなことに、私は何人もの経営者の取材を通じて、「経営の現場から生まれた知恵」を数多く知ることができました。ここ数年は、そうした知恵をクロスさせて、より普遍性のある「経営の知恵」を追い求めてきたのですが、結果わかったのは、経営上の戦略、戦術は千差万別だが、優良な経営者の思考、行動には共通項があるということです。
 創業型の経営者は、仕事をやりながら考えることで元気印の会社をつくりあげてきました。しかし、後継経営者やこれから経営を担う幹部社員は違います。自らの仕事を通じて経営者への道を歩むことも大事ですが、それでは時間もかかるし限界もあります。そこで、お勧めしたいのが、先達の経営者たちの持つ経営の知恵を知った上で、日々の仕事に取り組むことです。
 この経営塾は、『経営学』を学ぶ場ではありません。現実にある企業、経営者を事例に、より実践的に『経営力』を体得する場にしたいと考えています。

カリキュラム

1、中小・中堅企業経営者に求められる意識改革

 企業はトップ次第で成長しもすれば衰退しもします。トップが、「中小企業だからダメ」「人材がいないからだめ」と考えているようでは、元気印企業はつくれません。本講座でケーススタディするのは、その大半が中小の規模でありながら、類まれな経営力で成長を手にした企業です。中小企業がなぜ強くなれるのか。豊富な事例で紹介します。

  1. 中小・中堅企業の強みと弱み
    中小・中堅企業だからこそ、人材力・現場力で勝ち残れる
  2. 錐型経営で勝ち残れ
    限られた経営資源の有効活用を考える

2、持続的成長を目指して

 「経営」は「継栄」でなければならない、と指摘した経営者がいますが、まさに同感です。経営者が目指すべきは、持続的成長ですが、これほど困難なこともありません。一時的に成功を手にした企業が、あっけなく衰退するケースは枚挙にいとまがありません。本講座では、まず、成長するためにはどのような取り組みが求められているのかを提示し、その上で、その成長を持続させるために何をなすべきかを解説します。

  1. 身の丈に見合った経営に徹して力を蓄える
    小さく生んで質良く育てる
  2. 絶え間ないチャレンジ=いいときに慢心しない
    ひとつの成功に満足するな
    安きに居りて危うきを思う
    持続的成長を可能にする設備投資
  3. 経営者に求められる変化対応能力
    小林一三に見る先見力
    観察力と想像力に磨きをかけろ
  4. 経済合理性の追求(財務力)=徹底してムダを排除し経営効率を高める
    トヨタ生産方式に学ぶ
    判断基準は経済合理性
    経営者が理解しておくべき
    経済合理性の追求に際して注意すべきこと
  5. 戦略・マーケティング力を強化して競争優位性を手にする
    顧客を獲得し維持するために何をなせばいいのか
    岩切章太郎に見るマーケティングの真髄
    顧客基点での絶え間のない提案
  6. 自社最適システムの構築
    経営の世界の流行に囚われるな
  7. 元気印企業の各種の制度・ルールに学ぶ
    GE式ワークアウト、浜松ホトニクスの金券制度、南武の営業日報・売上日報、リンテックの会議前夜の懇親会、ハニーズの商品連絡表……等々
  8. 100年企業の経営に学ぶ
    ミロクイシダ、カイハラ(いずれも明治26年創業)に見る生き残り戦略

3、持続的成長を阻害するもの(現在多くの企業が抱える問題点)

 経済合理性の追求で財務体質を強くし、戦略の巧みさで競争優位性を手にしたとしても、企業は万全とはいえません。どんなに素晴らしい取り組みでも行き過ぎると弊害がでてくるものなのです。表面的には問題のない経営を推進していると思える企業が、時間とともに問題点を露呈するケースがあります。本講座では持続的成長を阻害する要因を分析します。

  1. 失敗に学ぶ経営
    前車の覆るは後車の戒め
    『傲慢』と『慢心』が失敗の最大の要因
    失敗は成功の母、成功は失敗の父
  2. 企業に求められるバランス
    過ぎたるは及ばざる如し

4、人を活かす経営

 経営者の多くは、経営上の重点課題として人材育成をあげます。人材育成が大切なことは論を待ちませんが、私はそれ以前の問題があると考えています。それは従業員の皆さんが、持てる能力をフルに発揮していないのではないかということです。日本のサラリーマンの中で、意欲的に仕事に取り組んでいるのは2%にすぎないとの調査データがあります。なぜ、従業員のモチベーションがかくも低いのか――その問題点を明らかにしながら、対応策を提示します。

  1. 経営者が人材育成の前に考えるべきこと
    なぜ日本のサラリーマンは持てる能力を発揮しないのか
    ドラッカーの逸話
  2. 人間の可能性は無限
    マグレガーのX・Y理論
    マズローのZ理論
    性善説・性悪説を考える
    優良な経営者はひとりでは何も出来ないことを知っている

5、人を育てる経営

 「人材を伸ばして収益を高めるのが経営者の仕事」です。人材育成が大事だと考える経営者は多いのですが、実践がともなっていないように思えます。人材育成に際してはどのような考え、取り組みが効果的なのか。具体例を挙げて解説します。

  1. 小林一三流 人材活用・育成術に学ぶ
    適材適所の言葉に惑わされるな
  2. いい環境がいい人材を育てる
    優良な経営者は教育の限界を知っている

6、組織経営

 いかに従業員のモチベーションが高まり、人材育成ができても、組織として機能していなければ意味がありません。組織とは普通の人々に大きなことを成し遂げさせるために存在している、との指摘があります。ところが多くの企業では、組織として機能しているとは思えない現状があります。なぜ組織として機能しないのか、その原因を明確にした上で、組織の能力を最大限に発揮させる経営について解説します。

  1. 全体は部分の総和を超える……組織の存在意義を考える
    『たこの足のぶつ切り状態』に陥るな
  2. 組織そのものが持つ問題点を考える
    個人最適、チーム最適から全社最適へ
  3. 組織運営上の留意点
    組織が必ずしも個人より優れた決定を下すとは限らない
  4. クロス・トレーニングのすすめ
    相手の立場に立って考えられる人材を育てる
  5. 組織の構成を考える
    職能別、事業部別、マトリックス、チェーン型、ハブ型、ウェッブ型、フラット型等々

7、経営者に求められるリーダーシップ

 経営の世界を30年近くフィールドワークして痛切に感じるのは、企業が成長するのも衰退するのも経営者次第ということです。企業の業績は、様々な要因によって生み出されますが、もっとも重要なのが経営者のリーダーシップです。「創造的破壊」を説いたシュンペンターは、「循環の軌道に従って企業を経営する者は、単なる『経営管理者』に過ぎず、企業家と呼ばれないのである」といっています。経営管理者と企業家の違いが、リーダーシップにあるのです。

  1. 素晴らしいマネジャーがリーダーシップを発揮できないのはなぜなのか
    リーダーシップとマネジメントシップの違い
  2. 優良なリーダーに共通するものはなにか
    明君、暗君、違いはどこに
    人気者より人望者に
    優良なリーダーに共通するいい意味での二面性

8、企業人と学習

 学習が企業を持続的に成長させるといってもいいでしょう。では、企業人が学習するとはどういうことなのでしょうか。何をどこでどのようにして学べばいいのかを解説します。

  1. 目指せ学習企業
    学習こそが企業を伸ばす原動力になる
    企業人にとっての学習とは
  2. どこで何を学べばいいのか
    仕事が学びの場。顧客に学ぶ。同業者に学ぶ。失敗に学ぶ。顧客企業の業界を学ぶ。異業種に学ぶ。雑学のすすめ等々

9、思考し知恵を出し行動する経営

 競争優位性を手にするには知恵が不可欠です。知恵は無限の経営資源です。知恵を出すのに、設備投資は不要です。みんなで知恵を出し、それを実行に移せば、業種・業態、景気・不景気に関係なく、企業は業績を伸ばすことができるのです。

  1. 知恵は無限、労働は有限
    心配するな工夫せよ
  2. 優良な経営者の思考方法に学ぶ
    集中思考。拡散思考。拡散・集中混在思考。クロス思考。なぜなぜ思考等々
  3. 学習⇔思考⇔行動のサイクルを回せ
    学習、思考、行動なくして経営なし

10、中国古典に学ぶ経営

 人間は経験から学ぶといいます。しかし、個人の一生涯での経験はたかがしれています。そこで大事になってくるのが、古典や企業経営の事例、すなわち「先人の経験」から学ぶということです。歴史的企業家の渋沢栄一さんは、「片手に論語、片手に算盤」を振りかざして経営に臨んだといいます。北条政子徳川家康は、「貞観政要」を愛読していたと聞きます。「論語」「貞観政要」を中心に中国の古典を読み解き、企業を持続的に成長させるために、リーダーは何をなすべきかを解説します。

  1. 渋沢栄一に見る論語に学ぶ経営
    片手に論語、片手にそろばん。孔子式三段階人物鑑定法。孔子式人材育成法。
  2. 孫子に学ぶ経営
    鳥立つは、伏あり。衆を治むること寡を治むるがごとし。彼を知り己を知れば百戦して殆からず。
  3. 貞観政要に学ぶ経営
    創業と守成いずれが難きか。盛あれば衰あり。トップに求められる十思九徳。
 
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